こんにちは。
主税です。
「ストレートアイロンって種類が多すぎて、正直どれがいいのかわからない」
「高い買い物だから失敗したくないし、できれば長く使いたい」
そんなお悩み、実はとても多いです。
特に人気なのが絹女(KINUJO)とラディアント。
どちらも美容師の現場でも評価が高く、「結局どっちを選べばいいの?」と迷う方がたくさんいます。
この記事では、美容師の視点から使用感・仕上がり・操作性・向いている髪質まで、わかりやすく解説します。
絹女とラディアント 共通して優秀な機能は?
最初に、共通する人気の秘密を紹介します。
- シルクプレート搭載で、髪の水分を守りながらツヤを出せる
- 60分で自動電源オフする安心設計<
- 約20秒で180〜200℃まで立ち上がる
スペックとしてはかなり似ている2つのモデルなので、どちらを選べば良いか迷うわけですね。
それでは詳細を見て比較していきましょう。
絹女とラディアントの大きな違いは「目的」
まず結論からお伝えすると、
絹女:家庭用・髪にやさしい・扱いやすい
ラディアント:プロ用・パワー重視・仕上がり優先
という位置づけです。
「誰が・どんな目的で使うか」によって向き不向きが分かれます。
違い① 使用感と仕上がり
ラディアントはセンサーレス制御搭載で、高温をムラなくキープできるのが強み。
しかも長時間使っても温度を一定に保つ設計になっています。
根元のクセやうねりを一度でしっかり伸ばせるため、「熱がちゃんと効いている」感覚があります。
一方、絹女は高温でも髪内部の水分を保ちやすく、乾燥しにくいのが特徴。
ヘアアイロンにありがちな、ジュッという「水蒸気爆発」を起こさないのをアピールしています。
仕上がりはしっとり柔らかく、自然なツヤが出ます。
・しっかり伸ばす・長時間キープ → ラディアント
・やさしく整える・毎日使う → 絹女
というイメージです。
違い② デザインとコードの長さ
意外と見落としがちなのに重要なのが「使う環境」。
・ラディアント:コード約3.5m
・絹女:コード約2.5m
ラディアントはサロン使用を前提としているため長め。<
自宅だと「少し長すぎる」と感じる方もいます。
2025年の仕様変更の際、強度強化のためコードが太くなったので、それも家庭用としてはやや扱いにくさもあります。
デザイン面では
・ラディアント:赤色でプロ感・メカニックな印象
(※簡易モデルや携帯用は別カラーも有り)
・絹女:白・黒で家電になじむシンプルデザイン
見た目や収納のしやすさも、毎日使うなら重要なポイントです。
違い③ 操作性とプレート構造
絹女は可動プレートを採用しており、挟んだときの圧力が分散される構造。
セルフスタイリングでも引っかかりにくく、アイロン初心者でも使いやすい作りになっています。
ラディアントはプレートのあそびが絹女に比べて少なく、狙った部分にしっかり熱を伝えられます。
そのため、強いクセ毛や縮毛矯正レベルの施術にも対応できます。
こんな人には「絹女」がおすすめ
初めてストレートアイロンを購入する
- 髪のダメージ・乾燥・パサつきが気になる
- 毎日使うので、髪への負担をできるだけ減らしたい
毛先を丸く整えたい、ボサつきを抑えてナチュラルに仕上げたい方に最適です。
ブリーチ毛や乾燥毛、エイジング毛にも相性が良いアイロンです。
こんな人には「ラディアント」がおすすめ
- 強いクセやうねりをしっかり伸ばしたい
- スタイリングを一日キープしたい
- 剛毛・多毛・アイロンが効きにくい髪質
波巻きや根元のクセ伸ばしなど、仕上がり重視のスタイリングをしたい方に向いています。
ただし熱の効きが強いため、ある程度アイロン操作に慣れている方におすすめです。
まとめ|迷ったら「髪質×使い方」で選ぼう
絹女もラディアントも、どちらも優秀なストレートアイロンです。
大切なのは「どちらが良いか」ではなく、あなたの髪質と使い方に合っているか。
・髪をいたわりながら毎日使いたい → 絹女
・クセをしっかり伸ばして仕上がり重視 → ラディアント
性能以外のことをお話しすると、絹女の方が一般消費者には圧倒的認知度があるという点が挙げられます。
テレビ、ネットCMだけでなく、駅広告、タクシー広告にも積極的でイメージが掴みやすくなっています。
また、全国のホテルやスパなどに導入されていて、試しに使える機会があるのも強みです。
認知度が高く情報が多いのは安心感もありますよね。
この記事が、あなたのアイロン選びの参考になれば嬉しいです。
「まだ迷っている」「自分の髪にはどっちが合う?」という方は、
ぜひお気軽にご相談くださいね。