こんにちは。
主税です。
私は美容師続けて今年でようやく20年になります。
アシスタント時代から現在に至るまで、自分のオリジナルホームケアを作ると決めておりました。
現在、OEMでのオリジナルホームケア(シャンプー、トリートメント)制作を行っております。
美容師として長くお客様の髪に触れていると、髪だけではなく、肌や年齢による変化など、さまざまな悩みに向き合うことになります。
そうした現場で感じてきた小さな違和感や葛藤の積み重ねから、今回は簡単な制作に至るまでのストーリー記事を書いていこうと思います。
自分自身の手荒れのこと。
お客様の肌に合わなかったシャンプーのこと。
ずっと担当してるお客様も同じく年をとる事から自身のくせ毛や年齢による髪質の変化のこと。
髪の毛にとてもいい成分含むシャンプーも多い、パッケージもかわいい、けど肌も両立した美容専売品シャンプーがとても少なく、
「無いなら、自分で作るしかない。」
そう思うまでの背景と、L-Divineのシャンプー開発が始まった理由をお話しします。
美容師の手が荒れる理由、ずっと気になっていました。
私はアシスタントから現在スタイリストになるまでのとても手荒れに苦しんできたんですよね。
特にシャンプーマン時代の1年目から2年目にかけては一旦美容師を休業しないといけないぐらいでした。
そこで、色んな手荒れケア、手が荒れる理由、シャンプーの成分とかずっと気になっていました。
髪を綺麗にするために欠かせない大切な工程ですが、その一方で多くの美容師が悩んでいるのが「手荒れ」です。
乾燥、かゆみ、ひび割れよりもひどいのが、水疱タイプの手荒れです。
私は少しアトピー肌もあるのでより肌に悩んできました。
その反面、『これはお客様の髪の毛に使用は大丈夫なんだろうか?肌と同じ弱酸性が望ましいと勉強したけど・・・。』
「髪をきれいにするためのシャンプーで、なぜ美容師の手はここまで荒れてしまうのだろう。」
もちろん、すべての原因がシャンプーだけとは限りません。
ゴム手袋でもゴムがだめな方もいます。
水仕事の多い職業ですし、体質や環境も関係していると思います。
それでも、毎日触れているシャンプーの成分や洗浄力が、肌にとって強すぎるのではないか。
そんな疑問を、美容師としてずっと感じていました。
そしてその疑問は、やがて
「もし自分で作るなら、どういうシャンプーにするだろう」
という考えに繋がっていきます。
サロン専売品でも、肌に合わない人がいるという現実。
美容師として働いていると、よくこんな言葉をいただきます。
「美容室のシャンプーなら安心ですよね。」
確かに、サロン専売品は市販のシャンプーと比べて、成分や設計にこだわって作られているものが多いです。
実際に、髪の仕上がりや扱いやすさを考えると、良い商品もたくさんあります。
ただ、現場でお客様と向き合っていると、ひとつの現実にも気づかされます。
それは、サロン専売品であっても、すべての人の肌に合うわけではないということです。
実際にお客様から、
「肌が荒れてしまった」
「髪の毛に合わない」
そんな相談を受けたこともあります。
そういうご自身に合わない商品は少し使っただけで基本わかります。
全ての商品も完璧な商品はないので肌質や体質によって合う・合わないがあるのは当然のことです。
それでも美容師として、「これなら安心ですよ」と胸を張っておすすめしたものが、お客様の肌に合わなかったと知った時、少し複雑な気持ちになることもありました。
髪にとって良いことと、肌にとって優しいこと。
その両方を大切にできるシャンプーは、本当に作れないのだろうか。
両立できるシャンプー作る為の、成分や製造工程、法律や薬事法など調べて勉強してきました。
長く担当しているからこそ見える、髪の変化。
美容師という仕事の魅力の一つは、お客様と長い時間を共有できることだと思っています。
初めて担当させていただいた頃から、何年、何十年と通ってくださるお客様もいます。
その中で自然と感じるようになるのが、『髪の変化』です。
白髪が増えたり、乾燥しやすくなったりと、髪質は少しずつ変わっていきます。
これは特別なことではなく、長く担当すると同じく年齢を重ねる中で誰にでも起こる自然な変化です。
自分自身も、同じように歳を重ね、髪の変化を感じるようになってきました。
だからこそ思いました。
くせ毛、白髪、髪質の変化。
以前は大手美容室で約15年間働いてきました。その後、現在はフリーランスという形で美容師を続けています。
ありがたいことに、独立してお店が変わっても、わざわざ調べて来てくださるお客様もいます。
長く担当させていただいているからこそ、髪の悩みや変化もよく分かるようになりました。
だからこそ、その悩みを少しでも改善できるような商品を、自分自身で作りたいと思うようになりました。
だったら、自分で作るしかないと思いました。
美容師として働く中で、
いろいろな悩みや違和感を感じながらも、「仕方がないもの」として受け止めてきた部分もありました。
もちろん、世の中にはたくさんのシャンプーがあります。
良い商品も数多くあります。
それでも、自分が本当に納得しておすすめできるものは何だろう。
そう考えたとき、アシスタントの時にも美容師続けるなら自分でシャンプー作ると考えており、
今回美容師の経験から、現在の美容専売品の成分や市場の人気なシャンプー事情なども含めて今回の答えにたどり着きました。
「無いなら、自分で作るしかない。」
美容師として現場で感じてきたこと。
お客様の悩みや変化。
そして自分自身の経験。
それらをすべて形にできるシャンプーを作りたい。
そんな思いから、オリジナルシャンプーの開発を考え始めました。
理想を形にするための道のりは、想像以上に険しいものでした。
最初に私が取り組んだのは、長年自分を苦しめてきた「手荒れ問題」の正体を突き止めること。
次回の記事では、開発の最大の原点となった、「美容師の手荒れとシャンプーの切っても切れない関係」について深く掘り下げてお話ししたいと思います。
私の手をボロボロにした成分が、実はあなたの頭皮の悩みにも繋がっているかもしれません。
▶︎ 次回:美容師の手荒れとシャンプーの関係。開発の原点になった話
































