こんにちは。
主税です。
前回の記事では、美容師という仕事の中で感じてきた『手荒れ』とシャンプーの関係についてお話ししました。
毎日何度もシャンプーに触れる現場だからこそ、『どんな成分が肌に負担をかけるのか』そして、『本当にやさしいシャンプーとは何か』を考えるきっかけになりました。
そしてその中で、もう一つ強く感じていたことがあります。
それが、『縮毛矯正やくせ毛の人ほど、シャンプー選びで損をしている』という現実です。
実際にサロンワークの中でも、
- せっかく縮毛矯正をしているのにまとまらない
- くせ毛で悩んでいるのに、余計に広がってしまう
- トリートメントをしても効果を感じにくい
こういったお悩みを持つ方の多くが、実は“シャンプー選び”でつまずいているケースが少なくありません。
だからこそ今回の記事では、美容師として現場で感じてきたリアルをもとに、縮毛矯正・くせ毛の人に本当に合うシャンプーとは何か。
そして、どう選べばいいのか、このあたりをできるだけわかりやすくお伝えしていきます。
さらに、なぜ自分自身が「シャンプーを作ろう」と考えたのか、その背景にも少し触れながらお話ししていきます。
① 縮毛矯正・くせ毛の人ほどシャンプー選びで失敗している
実はサロンで日々お客様を見ていると、縮毛矯正をしている方や、くせ毛で悩んでいる方ほど、シャンプー選びで損をしているケースが多いと感じています。
- しっとりするものを選んでいる
- ダメージケア用を使っている
- 良いと聞いたシャンプーを使っている
一見、しっかり選んでいるように見えるのですが、それでも髪がまとまらなかったり、広がったり、思ったような仕上がりになっていない方が少なくありません。
その理由はシンプルで、『髪の状態に対してシャンプーが合っていない』からです。
特に縮毛矯正をしている髪と、くせ毛のままの髪では、状態がまったく違います。
それにも関わらず、
「ダメージ毛だからこれ」
「くせ毛だからしっとり系」
といったざっくりした基準で選んでしまうことで、逆にバランスを崩してしまっているケースが多いのが現場のリアルです。
例えば、
・逆に洗浄力が強すぎてパサつきが出る
・トリートメントの効果が感じにくくなる
こういった状態は、髪質の問題というよりも、日々使っているシャンプーの影響が大きいことも少なくありません。
だからこそ大切なのは、「なんとなく良さそう」で選ぶのではなく、自分の髪の状態に対して“適切なバランス”を選ぶことです。
このあとで、そもそも縮毛矯正毛とくせ毛の違いについて整理しながら、なぜシャンプー選びが難しくなるのかをもう少し深く解説していきます。
② 現場で感じた「なぜかキレイにならない人」の共通点
美容師として現場でたくさんの髪を見ていると、同じように縮毛矯正をしていても、同じようにケアしていても、なぜかキレイに見えにくい人がいます。
その違いを見ていて感じるのは、“毎日使っているものが髪に合っていない” 可能性があります。
特に多いのが、
「しっとり系を使えばまとまる」
「ダメージケア用なら安心」
といったイメージで選んでしまっているケースです。
もちろん間違いではないのですが、髪は“良さそうなもの”を使えば整うわけではなく、今の髪の状態に合っているかどうか がすごく大切です。
- 例えば、毛先は乾燥しているのに根元は重くなりやすい人。
- くせ毛で広がるけれど、重すぎるものを使うと逆に扱いづらくなる人。
- 縮毛矯正をしていて、見た目は落ち着いていても中は不安定な髪。
こういった髪に対して、ざっくりした基準でシャンプーを選ぶと、思ったようにまとまらなかったり、トリートメントの効果も感じにくくなったりします。
もうひとつ共通しているのが、手触りだけで判断してしまっていることです。
一時的にしっとりしても、実際は重さでおさえているだけだったり、表面だけ整って中は乾いていたりすることも少なくありません。
現場で見ていて思うのは、なぜかキレイにならない人ほど、髪に合っていないものを“良いもの”として使い続けてしまっているということです。
だからこそ大事なのは、なんとなく選ぶのではなく、自分の髪の状態に合ったバランスで選ぶことです。
次は、なぜ市販のシャンプーではこのあたりが解決しにくいのか、もう少し踏み込んでお話ししていきます。
③ 市販シャンプーでは解決できない理由
市販シャンプーで縮毛矯正毛やくせ毛の悩みが解決しにくい一番の理由は、できるだけ多くの人に合うように作られているからです。
価格、泡立ち、香り、使いやすさなどをバランスよくまとめている分、髪の細かい状態に合わせた設計までは難しいことが多いです。
特に縮毛矯正をしている髪や、くせ毛で広がりやすい髪は、人によって必要なケアがかなり違います。
それなのに市販品は「しっとり」「さらさら」「ダメージケア」といった大きなくくりで選ばれやすく、本当に今の髪に合っているかまでは判断しにくいのが現実です。
その結果、洗浄力が少し強すぎて乾燥したり、逆に重すぎてベタついたりして、髪にとってちょうどいいバランスから外れてしまうことがあります。
使った瞬間の指通りはよくても、毎日使う中でまとまりや扱いやすさにつながっていないケースも少なくありません。
つまり市販シャンプーが悪いというより、縮毛矯正毛やくせ毛のように繊細な髪には、もっと細かい目線で作られたものが必要になるということです。
だからこそ次は、自分が開発で重視した“シャンプーの条件”についてお話しします。
④ だから開発で重視した“シャンプーの条件”
だからこそ開発で重視したのは、ただ洗えることではなく、縮毛矯正毛やくせ毛の人が毎日使いやすいバランスです。
洗浄力が強すぎて乾燥しないこと、逆に重くなりすぎず扱いやすいこと、そしてトリートメントやアウトバスの邪魔をしないこと。この3つは特に大切に考えました。
さらに、洗った直後だけ手触りが良いのではなく、乾かした後のまとまりやすさまでつながることも重視しました。毎日使うものだからこそ、派手な変化よりも、髪のコンディションを崩さず安定させていけることが大事だと考えています。
つまり目指したのは、「強すぎない」「重すぎない」「でも物足りなくない」シャンプーです。
縮毛矯正毛やくせ毛の方が、日々のホームケアの中で使いやすいと感じられることを前提に設計しました。
⑤ 縮毛矯正・くせ毛の人に合うシャンプーの選び方
縮毛矯正やくせ毛の方がシャンプーを選ぶときに大切なのは、「しっとり」「ダメージケア」といった言葉だけで決めないことです。大事なのは、自分の髪に今必要なバランスがあるかどうかです。
例えば、毛先が乾燥しやすい方はやさしく洗えることが大切ですし、広がりやすい方は洗い上がりにまとまりやすさがあるかもポイントになります。逆に、重すぎるものを選ぶと根元がペタッとしたり、髪が扱いにくくなることもあります。
だからこそおすすめなのは、「乾かした後にどうなるか」で判断することです。洗っているときの指通りだけではなく、乾かした後に広がりにくいか、毛先がまとまりやすいか、次の日の朝に扱いやすいかを見ることが大切です。
縮毛矯正毛やくせ毛は、洗浄力が強すぎても、重すぎてもバランスを崩しやすい髪です。だからこそ、やさしく洗えて、必要以上に重くならず、毎日使いやすいものを選ぶことが大切です。
⑥ 実際に現場で変わったお客様の変化
実際に現場でも、シャンプーを見直しただけで髪の扱いやすさが変わった方は少なくありません。特に多いのは、「朝の広がりが前より気になりにくくなった」「毛先のまとまりが少し安定してきた」「トリートメントの仕上がりが分かりやすくなった」といった変化です。
もちろん、シャンプーだけですべてが一気に変わるわけではありません。ただ、毎日使うものが髪に合ってくると、乾かした後の質感や次の日の朝の収まり方に少しずつ差が出てきます。縮毛矯正をしている方ほど、その変化を感じやすいこともありますし、くせ毛の方でも「前より扱いやすい」と感じるケースは多いです。
現場で見ていて思うのは、特別なことを増やすより、毎日使うシャンプーを整えることの方が大きいということです。髪のベースが安定すると、その後のトリートメントやスタイリングも活かしやすくなります。
⑦ まとめ|だからこそ「シャンプーで髪は変わる」と言える理由
縮毛矯正やくせ毛の髪は、もともと繊細でバランスを崩しやすい状態です。だからこそ、毎日使うシャンプーが髪の扱いやすさを大きく左右します。
実際の現場でも、シャンプーを見直すことで、広がりやまとまり、トリートメントの感じ方まで変わるケースは少なくありません。特別なことを増やす前に、まず毎日使うものを整えること。そこが髪を変える一番の土台になると感じています。
だから自分は、「シャンプーで髪は変わる」と言えます。






























